こんにちは、あっぷるです。
最近、ブログ投稿してなくてすみません。
そんなことは置いておいて、今回は3月10日に配信された、「Switch版APEX」について少しお話させていただこうと思います。
Switch版Apex Legendsで60FPSについて

「switch版APEXで60FPS出す方法!じゃじゃーん」みたいな動画を見かけたことがありませんか?
結論から言うと、Switch版APEXで60FPSは出ません!
がっかりするかもしれませんが、これが事実です。
高FPSが出るゲーミングパソコンなどにはグラフィックボードというパーツが搭載されています。
ゲーム機であるSwitchやPS4にも同様の映像を処理する部分がありますが、グラフィックボードは搭載されていません。
グラフィックボード
映像に関連するものを処理するときに使用される専用パーツ。
内蔵グラフィック
計算などの処理を行うCPUというパーツに内蔵されているグラフィックボード。
通常のグラフィックボードに比べて性能は劣る。
特にSwitchは携帯型ゲーム機なため、据え置き型のPS4に比べて発熱などを気にする必要があり、性能を抑える必要が出てきてしまいます。
そのため、価格の近いSwitchとPS4でも性能に差が出ています。
画質について
画質も性能の影響でPS4よりも悪くなってしまうのは仕方ありません。
ちなみにSwitchは発熱やバッテリー消費の観点から、テレビモードでは720P(1280×720)、携帯モードでは540P(960×540)と解像度に制限がかかります。
可能な限り画質を良くしてプレイしたいという方はテレビモードでプレイするようにしましょう。

どうしても滑らかにプレイしたい方に
設定を下げて安定させる
これから紹介する方法は画質をプレイ可能な範囲内で下げて少しでも処理を安定するようにします。
FPSの制限を解除する方法などではありません。
画質を下げることで、遠くの敵が見えにくくなったりするデメリットもあります。
- 手順
- Switchのホーム画面へ
↓
本体設定
↓
テレビ出力
↓
テレビの解像度
↓
480p、または720pに
↓
RGBレンジをリミテッドレンジに
このような設定をすることで多少カクつきを抑えられます。
フレーム補間対応ディスプレイを使用する
設定を下げる以外のもう一つの方法としてフレーム補間に対応したディスプレイを使用することです。
フレーム補間
フレーム補間とは本来無いはずのフレームを、前後のフレームから動きを予想し生成すること。
フレーム補間というのは上記の通りで本来はアニメを作成するときに使われる技術のひとつです。
実は最近のテレビにはこのフレーム補間が搭載されているものがあり、それを使うことで30FPSよりもより高フレームレートでゲームをプレイすることが可能になります。
ただしフレーム補間を利用する際には以下の3点を知っておくことが必要です。
実際の映像とズレが生じること
PS4などの60FPSとは原理が違うということ
対応機種は限られていて価格が高いこと
まずは実際の映像とズレが生じるということです。
というのもこれは実際に起きたことを映像として出力しているわけではなく、予測で映像を出力してフレームを増やしています。
そのため、実際の映像とは少し違う部分がどうしても生じてしまうため注意が必要です。
次にPS4やPCの60FPSとは原理が全く違うということです。
先程も記載した通り、フレーム補間は前後のフレームから予測して間のフレームを生成しています。
そのため、PS4やPCは実際に起こったことをそのまま出力しているのに対して、フレーム補間では予測の混ざった映像を出力しています。
詳しく説明すると長くなるので省きますが、これはコントローラの動きと映像の動きの差から遅延を感じる原因になる場合があるため注意が必要です。
最後に対応機種の少なさと価格の高さです。
基本的にこのフレーム補間はテレビなどで使われる機能で、モニターにゲーム用などで搭載されることはほとんどありません。
そのため、利用するためにはテレビを使用する必要があり、テレビの中でも上位機種にしか搭載されていることが少ないため、この機能のためだけに購入するには非常に高いと思います。
この機能のために購入するのであれば、PCやPS4、PS5を購入したほうが圧倒的に安上がりでしょう。
参考商品
フレーム補間に対応したテレビは下記商品です。
上位機種にしか搭載されていない機能のため、最低ラインが10万円台とすごく高価ですね。
まとめ

やはり、Switch本体で60FPSを出したり画質を上げるのは不可能なようです。
もし、APEXを高FPSでやりたい!というのであれば、PS4やPS5を買ったり、ゲーミングPCを買ってみてはいかがでしょうか。
コメント